趣意 古くから、九州における「東の玄関」として栄えてきた大分は、 「大友氏時代」を経て、「府内城下町」が約400年前に築かれました。 昭和20年の大空襲に遇いながら、新産都計画で見事に復興を果たし、 豊かな時代が続いた事が、歴史に記されております。 しかし最近では、中心市街地賑わいの衰退を危惧する声も聞かれはじめ、 商圏・居住の流れは、年を追う毎に郊外へと分散しております。 私共は中心市街地の賑わいのシンボルは、 「お城・府内城」無くしては考えられないと訴え続けて参りました。 一方、府内城は、天守閣も無く、城壁と堀を残すのみながら、 日本100名城にも選出され、多くの見学者が訪れております。 私共は、天守閣を含めた府内城の姿を、復元することで、 この場を、大分の生活文化の中心として賑わいを取り戻し、 「中心市街地活性化」につなげて参りたいと願っております。 |